1982-09-16 第96回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
沖繩の問題でございますが、沖繩は改めて申すまでもなく、日本の中でただ一つの戦場になった場所でございまして、沖繩県民の方々は筆舌に尽くしがたい苦しみを味わわれた、そういう沖繩県民の方々の心の痛手ということに対しましては、当然十分な配慮がなされなければならないと存じます。非常に強い御不満の表明がございます。
沖繩の問題でございますが、沖繩は改めて申すまでもなく、日本の中でただ一つの戦場になった場所でございまして、沖繩県民の方々は筆舌に尽くしがたい苦しみを味わわれた、そういう沖繩県民の方々の心の痛手ということに対しましては、当然十分な配慮がなされなければならないと存じます。非常に強い御不満の表明がございます。
ただいま国内問題について、たとえば沖繩についてどうするかというお尋ねでございますが、沖繩の問題につきましても、沖繩県民の感情ということにつきましては十分な配慮をして今後検定に臨むつもりでございます。
沖繩は日本における地上戦の唯一の場所であったわけでございまして、ここにおける沖繩県民の死者あるいは沖繩県民に対する日本軍隊の虐殺行為というのが出ているわけでございますが、こういう問題について教科書の記述は完全に抹殺をされておりますが、これらについては何らこの見解の中では表現されていない、内蔵されていないというふうに理解してよろしいのでしょうか。
あるいは沖繩県民のように憤慨する、けしからぬという人も出てくるでしょう。あるいは子供がそういう教科書を持っているのを家庭で見て、親と子の間に問答になってということもあるでしょう。あるいは子供たちが、はて、進出といって、悪いことをしたわけでもないか、というように感じることもあると思います。ところが、そのときに一体どうなのか。
新聞報道によりますと、田邊総理府総務長官からは、沖繩開発庁と国土庁を統合することが臨調で検討されているようだが、沖繩県民に不安を抱かせないよう配慮してほしいとか、箕輪郵政大臣から、私の地元は北海道開発庁と関係が深く、省庁の統廃合問題で閣僚が自由に発言してよいというのなら私も言いたいことがたくさんあるとか、これはこのとおりあったのかどうかわかりませんが、いずれにしても現職の閣僚が大なり小なりこの臨調の
その当時も沖繩県民は、核も基地もない平和で豊かな沖繩、これを望んでいました。ところが、現在の沖繩における米軍のいわゆる基地群、これはまさに核、非核両方の部隊が集結している、これが現実なんです。辺野古にはNOP部隊を置いている、これをすでに政府は認められた。さらに海兵隊、これは例の中性子爆弾、これが撃てる八インチ砲あるいは百五十五ミリ砲、これで武装している。
それと同じ方向に日本政府は努力をするというのが、すでに復帰十年を経た沖繩県民への当然の努力の方向ではないだろうかというわけであります。私のところでも沖繩でも、いろいろな事故が起きております。
○説明員(米田博正君) 県民に返しますといいますか、国有林でございますので、私ども国有林としてそれを経営の対象にするようなかっこうで当然それは沖繩県民の役にも立つわけでございます。そういう趣旨で、先ほど申し上げましたように契約の対象から除外するような方向で相手方と積極的に話を進めたいというふうに思います。
○目黒今朝次郎君 契約どおり実行していない方にいつまでも貸しておく必要はないので、これもまた沖繩県民が一これは借りているのは本土の方ですわね。沖繩の人が借りておるのならそれなりに理屈があるんですが、何も大日本帝国の本州から沖繩まで行って私は借りる必要もなければ貸す必要もない。
私はいま沖繩の議論をしているんだから、やっぱり沖繩の山は沖繩県民に返す、それぐらい私は温かみがあってどうですかということを声を大にして言っているのだから、それは沖繩県民に返すというたてまえで検討しますというぐらいは沖繩県民に答えてやりなさいよ。いかがですか。
したがいまして、これから私どもはさらに住民の願いをこの二次振計の中で推進をしていこう、そのためにも県と十分の打ち合わせをしながら対応をいたしまして、沖繩県民生活の繁栄とそして向上に努力をしてまいりたい、こういう決意でおるわけであります。
私どもは沖繩の今日まで置かれたその沖繩県民の心情というものは十分理解をし、またその沖繩の県民の心を心として対応をしていかなければならないということだけは十分肝に銘じて対応をしておるつもりでございます。
お仕事なすっていることはわかるんですけれども、要するに沖繩県民の特に基地周辺の皆さん方、また基地関連の皆さん方は、どうしても被害者意識から出発をしているわけです。
そういう意味で、水の沖繩における豊富な提供のできる対応はどうすればいいか、そしてまた現実問題として沖繩にどれだけの水を提供できるか、この問題につきましては、先ほどから局長からもお話がございましたように、さまざまな対応をいたしまして、また前向きに私どもも積極的な検討を進めてまいり、沖繩県民の不安を一日も早く除去してあげたい、こういう信念で前向きに私はやってまいるつもりでございます。
したがいまして、今回二次振計を立てていく上におきましても、この問題を十分配慮しながら沖繩の振興計画というものを立て、沖繩県民の期待する県にしたい、こういう考えであります。
今後二次振計につきましては一次振計の方針を踏まえましてさらにこの問題にはやはり慎重に、そして沖繩県民の十分意思を尊重しながら積極的に対応をしてまいる考えであります。
もう一遍、なぜ開かないことを決定したか、この理由を特に沖繩県民が納得いくように説明をしてほしい、こう思いますが、いかがですか。
沖繩県民が県を挙げてこの問題に取り組み、反対の県民大会までやっているわけです。だから、開いてなければ今度から開いてやろうというようなことになると思うのです。 国民生活に密着の問題ですが、これは密着していないどころの騒ぎじゃないのです。沖繩は国鉄のない唯一の県なんです。さらに離島県であるということからいっても、航空機の利用というものはほとんどの足になっている。
沖繩県民の方々にとりまして水の問題が大変重要な問題であり、また、この北部訓練場内の森林が水源涵養上非常に重要であるということは、林野庁といたしましても十分に認識しておるわけでございます。したがいまして、当該森林の取り扱いができるだけ適切に行われますように、私ども関係の省庁にお願いをいたしているところでございます。
また、七月でしたか、私は決算委員会で沖繩の水問題を取り上げまして、沖繩には林政行政がない、したがって沖繩県民の水を守るために水源涵養林等については十分な措置をしてほしい、こういう問題について政府側は、そういう方向について努力いたしますということを決算委員会で林野庁長官も答弁しているはずであります。
あなたはいま外務省とか米軍との関係でどうにもならなかったというその立場はわかるけれども、沖繩県民の水が大事か米軍の演習が大事かと、そういうことを考えて、もう少し沖繩県民の水を大事にするための山づくりということにやっぱり重大な関心を持ってもらいたいということを、改めてこれは提案というか警告といいますか、その問題の場じゃありませんから私は沖繩特別委員会でもっとやりたいと思いますが、改めて緊急にありましたので
二次振計の中でのその高率補助の継続性というものは必要なんだ、開発庁がそのことを前面に打ち出すことが沖繩県民の期待というもの、あるいはいま挙げた——たとえば地方債の場合なんか、これはまた逆に沖繩は少ないんですよね。それはいまの交付金等いろいろな面で補助というものがあるから対応の問題でやっていますが、いろいろな面から見てもなかなかこの資料はよく分析したと思いますよ。よくできていると思いますよ。
そういうことを考えますと、沖繩県民の方々が非常に心配するのは当然でございまして、私どもが閣議で決めたとおりに民営に果たしてできるかどうか、そうしなければならないということにはなっておりますけれども、この実現方については沖繩県民の民意というものも十分考えなければいけませんし、御指摘の累積赤字が約百六十八億円ぐらいございます。
沖繩県民の平和への願い、県民の命と暮らしの安全性、さらには那覇空港の重要性に対する理解と、空港からのわずか三十キロ離れた隣り合わせに、極東最大の嘉手納飛行場があるという、この危険きわまりない状態を故意に無視した発言と私は言わざるを得ません。
このあり方をわれわれは日本国民として、さらには沖繩県民として割り切れないものを感じます。沖繩の空は日本の総理といえども自由には飛べない状態にある。この変則的な状態を大臣は一体どのように理解しておられるか、明確な答弁を求めたいと思います。
次に、この空域の安全性、そして空港の民間専用化と並んで、沖繩県民が日常的に関心を払い、しかも県民生活に重大な影響の大きい航空運賃の問題であります。 いわゆる航空運賃の値上げの問題で、このごろまたちらほら値上げ論が報道されておるのでありますが、特に他県としても、この問題は国民としても重大な問題があるわけですが、離島県である国鉄のない沖繩県では、航空機は文字どおり県民の翼であり、足である。
○鈴木内閣総理大臣 沖繩県は、今日まで整備計画を設定し、その整備計画に基づきまして開発と振興を進めてまいったわけでございまして、相当の成果をおさめておる、沖繩県民の御協力、御努力と相まって成果をおさめておる。そこで今度新しい整備計画をいま策定しつつあるところでございます。私は、沖繩県が本土との格差をなくして、そして県民の生活が向上できるようにということを念願いたしておるわけでございます。
○渡部(行)委員 それはあなたの考え方でしょうが、実際には、たとえば沖繩の基地にしたって、沖繩県民は決してこれを快しとしていないし、またわれわれだってそうですよ。この東京の中心にアメリカの飛行場があったり、そうして一番玄関口にアメリカの海軍基地があったりして、これで独立国家などと言えるかと本当に私は考えるのですよ。
もちろんその過程では、これからも沖繩県民の意向を十分参酌しながら、そういったいろいろな対策を講じていくという方向でやっていきたいと思います。
基本的には、すでに発生しております累積赤字を料金を上げることによって解決するというのはおかしい、これは沖繩県民の負担によって解決するということはできませんので、これにつきましては国等が負担することによって解消せざるを得ないのではないかということで、昨年もいろいろその措置を検討したところでございますが、残念ながら昨年の段階では実現に至らなかった。
○植松説明員 私どもといたしましては、五十四年末、さらに五十五年末の閣議決定で一定の方向が出されておりますので、その閣議決定の線に沿って極力、かつ、沖繩県民の意向を十分に尊重しながら民営移行を図ってまいりたいと考えているわけでございまして、その点につきまして閣議決定自身も、諸般の措置を講じた上で民営移行を図るということになっております。
○伊東国務大臣 沖繩県が区域、施設の提供の件数、面積等が非常に多いということで、沖繩県民の方々が、民生安定上といいますか、非常に特殊な苦労をしておられるということにつきましては、私、片方に国を守るという大きな目的との調整の問題で、本当に申しわけない、御苦労さんだなという感じを実感として持っておるわけでございます。
先ほど申し上げました実弾射撃訓練の着弾地域の設定問題、これは改悪になりますから、沖繩県民だけじゃなしに本当に全日本国民の大きい問題になっていく、この点を十分配慮なさって、国民の生命財産、さらに大自然を破壊から守るという外交姿勢を貫いてもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。
沖繩県民は百十万人おります。そのうち八十八万人の飲料水は、頼っておるところは沖繩北部の福地ダムであります。この福地ダムの湖上でアメリカ海兵隊が訓練を行っている。私は、これを確認するかどうかはいま申し上げません。というのは、「オキナワ・マリン」、この新聞の一月十五日号に堂々と書かれておるのです。日本共産党調査団は、二十三日、二十四日、海上、さらに航空自衛隊の司令に会い自衛隊の基地を見ました。
なぜ沖繩県民だけがこういった飲み水を汚染されているという心理的影響を受けて生活をしなければならぬのか。まさに水責めの十字架じゃないのか。まあしかし安保条約があり、地位協定があるからがまんしろ、これでもそう言われるのか。せめて湖上訓練だけはやめてほしいということを再折衝できるのかどうか。いま四つのダムがあるのですが、福地ダムというのは四つのダムの一番下流にあって、向こうからどんどんやってくる。
私が申し上げたとおり、沖繩県民は日本国民なんですよ。憲法も施行されているのですよ。そういったところでなぜ県民だけがこんなに苦しまなくちゃならぬのかという問題なんです。これは沖繩の現地の新聞、社説であれ何であれ、こんなに大きく、われわれの水がめを汚すなということで立ち上がっておるのですよ。やがて実践運動になってきます。私は、それは自然だと思うのですよ。安全をみんな望んでおる。